IBJJFルール
JBJJFでは、IBJJFの公式ルールブックを、国内競技会においても採用しています。ルールブックは、「ルール」、「一般競技の綱領」、及び「競技の形式マニュアル」で構成されており、国内で行う競技会は、原則としてこの全てのフォーマットに準じて開催しています。ただし各大会ごとに発表される綱領は、「一般競技の綱領(7.1)」に基づき、このルールブックよりも優先されます。
IBJJF公式ルールブック
※一般競技の綱領(7.1)に基づき、 国内大会では以下の規定を共通で適用する。
一般競技の綱領(5.5)で制限された競技者が、白帯として大会に出場する事を認める場合がある。
IBJJF Uniform Requirements
IBJJF道衣規定
道衣の素材 |
- 道衣は、綿又は綿に近い素材による生地で作られていなければならない。
- 生地は対戦相手が握りづらくなるほど厚いものや硬いものは許可されない。
- ジュブナイル、アダルトとマスターの各カテゴリーでは、一枚生地ではなく編んである織物生地で作られた道衣でなければならない。
- 道衣の襟の内部には、ルールブックに記載されているサイズと硬さの規定を満たすものであれば、EVA素材又はそれに近い素材を使用することが出来る。
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道衣の色とパッチ |
- 道衣は統一された色でなければならない。
- 許可される道衣の色は、白と青と黒。上下の色が異なる道衣は着用出来ない。また襟の色が異なる道衣も着用出来ない。
- ペイントが施された道衣は禁止とする。ただし、ペイントがアカデミーやスポンサーのロゴの形である場合は、パッチの許可部位に限り許可される。
- 許可部位のペイントであっても、対戦相手の道衣にペイントが付いてしまう場合は、道衣を変更しなければならない。
- パッチはルールブックに記載されている貼り付け許可部位にのみ貼り付けることができる。
- パッチは綿素材で出来ており、隙間がないように適切に縫い付けられていなければならない。
- 許可部位以外に貼り付けられたパッチは、道衣検査官によって取り去られる。
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帯の要件 |
- 競技者は、それぞれのランクに応じた色で出来ている4〜5センチ幅の、先端に黒いタグの付いている帯(黒帯は先端に白又は赤のタグの付いた帯)を使用しなければならない。
- 帯は上衣の上から腰に2周巻き、上衣の前がきちんと閉じるように緩みなく二重に結び、帯の各端に20〜30センチの余りがなければならない。
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道衣測定 |
- 道衣の上衣は、競技者の臀部を覆う長さがあり、腕を床に対して真っ直ぐ平行に伸ばした時に、袖口が手首から5センチ以内にくる長さが必要である。
- 道衣の下衣は、裾口が競技者の踝から5センチ以内に届く長さがなければいけない。
- 道衣の検査では、襟の厚さ(1.3cm以内)、襟の幅(5cm以内)、腕を伸ばした時の袖の隙間(7cm以上)の条件を満たしているかを確認する。
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その他 |
- 女性以外は、道衣の中にシャツを着用することは禁止されている。
- 女性は、道衣の下に体に隙間なく密着する伸縮性素材のシャツを着用しなければならない。シャツの色は帯の色に合わせる必要はなく、半袖でも長袖でも良い。ワンピース型の水着や体操競技のトップスの着用も認める。
- 女性は道衣のパンツの中に、肌に隙間なく密着する伸縮性素材のコンプレッションパンツ(スパッツ・レギンス等)を着用することができる。ただし、道衣のパンツより短いものに限る。
- 競技者は道衣パンツの中に下着を着用しなければならない。紐タイプの下着は着用できず、ブリーフタイプの下着でなければならない。
- 繕いや破れがある、あるいは濡れている、汚れている、または悪臭のある道衣は着用できない。
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階級別一覧
イラストでわかる簡単ルール解説